2018.11.4 第三回 黄金のあみコンサート 〜未来へ贈る創作童謡と歌曲

新作の童謡をふたつ発表します。

この会の演奏のみなさんは、いつも、単に音にすること以上に、自分の曲には こんな可能性があったんだと気づかせてくださいます。すごく楽しみなコンサート、3度目の参加です!

・「五月の子ねこ」作詞: 岩本良子  Sop. 北井春花  Pf.田村幸造

・「雲にのって」作詞:朝倉良子  Ten.松本あきよし  Pf.織部温子

(敬称略)

「五月の子ねこ」の詩は、美しくいきいきとした新緑に生まれたばかりの子猫の弾ける生命力を重ねて書かれています。子猫が可愛くて、でも大きな自然の流れも感じられる、とても素敵な言葉達…。作曲では、木漏れ日やせせらぎ、跳ねる子猫、光の輪…そんなキラキラした姿をピアノで、そしてそれらを見守るあたたかな目を歌で表しました。

「雲にのって」の詩は、晴れやかでファンタジックな雲の世界を綴っておられるのですが、最後に一言「みてみたい…平和な世界を」という言葉から、さまざまな世界の現実とそれに対する願いまでが感じられました。♭調で柔らかな伴奏、のびあがるような曲想にすることで高い空を描きました。

童謡作曲の分野では、どこに行ってもダントツ最年少😂 20代では 皆あまり書かないのかな

でも、童謡は、明治に西洋音楽が取り入れられてから、歴代の巨匠たちが 築き上げてきた、日本の文化遺産です。

子どものための素朴な歌でありながら、その時代ごとに、自然の中の小さな気づきや、人生の喜び、愛情、たくさんの豊かなものが詰められた世界です💐

おおげさですが、その世界観が好きだから、この歴史の流れに私も参加していきたいと思いながら書いています☺️

他の会のもあわせると、私の童謡作品は これで9つに。少しずつ続けて、いつか自分の本を出せたらいいなぁ🍀

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