「詩の音 うたのおと」- ひとつの詩に込める心、愛、祈り 聞く人の想いに寄り添う演奏会 –
3月のコンサートがコロナにより延期になっていたのですが、感染対策をたくさんして、本日ついに
新作歌曲「紋附き」と「花のたましい」(詩:金子みすゞ)を初演いただきました!
心に迫る素晴らしい演奏でした・・・! お客さまからの反響も予想以上でした。
2019年11月、林さんと西尾さんからお話をうけてとても嬉しくて。 しっかり作曲するためにお二人にいろいろインタビューした中で、「歌うこと、祈ること」「人との関わり」「いのち」といった言葉が出てきて……💐それらをベースに詩を読み漁り、ようやく見つけた金子みすゞさんの2詩でした。
自然を体いっぱいに感じられるような美しくて素朴な言葉達。そこに歌手二人の意見を合わせて、練って練って出来た曲です。
遠隔で演奏合わせをして、3月のもともとのコンサート当日にはLIVE配信を開催され、私もフランスから拝聴しました。
その演奏は、都市封鎖中の外国で落ち込み気味だった私に、ほんとうに大きなエネルギーをくれました。自分の曲ということを半分忘れて、繰り返し聴いて幸せになってきました🌷
やっぱり生の音楽って、コミニュケーションの一つの形であって、ひとを勇気づける力がありますよね。
コロナの時代にあっても、今後なにが起きても、わたしは音楽家で良かったと一生思い続けるのだと思います。
ソプラノ西尾薫さん、メゾソプラノ林真衣さん、そしてピアノの掛川歩美さん、
ほんとうにありがとうございました!